自分とつながる。タロットワークショップ


先日開催した「自分とつながる」「自分を旅する」をテーマにした

タロットカードに触れてみるワークショップを開催しました。


キッカのサロンでは、ちょっと場所が小さいので

大好きな花屋さんhymy.の2階アトリエをお借りました。


「タロットカード」って聞くと「なんだか怖い」「怪しくないの?」

「ただの占いでしょ?」みたいな言葉をよく聞くけれども。


実は、占いだけじゃなくて色々な使い方があるのです。

もともと「タロットカード」って「占いのツール」として創られたわけではなくて

現代でいうと「ポケモンカード」(古)みたいな

「カードゲーム」として創られたものなのです。


ここで使っている「ウエイト版タロット」は超簡潔に言うと

ウエイトさんという人がタロットから読み取った「人間の成長パターン」を

デザインしてパメラさんという画家に描かせたカード。なのです。


この成長パターンは「元型」とも言われています。

心理学者のユングが言う「元型」の説明はこちらがわかりやすいかも。


ユングが提唱した考えの中に

人には「顕在意識」と「潜在意識」があって、人が感知できている「顕在意識」は

ほんの2.3パーセントに過ぎず、物事の判断などは残りの97パーセントを占める

「潜在意識」で判断している。というものがあります。

そのもっと深い部分では「集合無意識」という、もともと私たち人類全てが持っている

「元型」というイメージがある。というのです。


その「元型」を表したタロットカード。

ユングが提唱することが本当ならば

「元型が描かれた絵」を見た私たちは、そこに潜在意識の深い部分で

何かのシンパシーを感じ取るはず。と、私は思っていて。


で!今回のワークショップは、その「自分でシンパシーを感じるカードを数枚選ぶ」。

そして、その選んだカードに、タイトルや吹き出しを書いてもらって

そこから厳選した3枚で、ストーリーを作ってもらう。というものです。


何がわかるのか。と、いうと。

自分で選んだカード。だから。

そこからは「自分で気がついていない自分の資質」みたいなものを

読み取ることができます。

(他にもいろいろな気づきがあると思います)


自分の潜在意識を「見える化」して、さらに何を感じ取ったのか「文字化」すると

「意識」していなかった自分の言葉が紡ぎ出されます。

そして、カードの何を見ているのか?も、わかります。


そして、これを「みんな」でシェアすることで

「え?同じカードなのに、あなたはそこを見てるの?」とか

「え?色だけ?色だけしか見てないの?」とか。

自分と他人の「視点の違い」を感じることができますよね。

そこから、また自分の輪郭が浮き彫りになります。


ちなみに、この「言葉」を聞くことで

その人が「内向的」なのか「外交的」なのか。などもわかっちゃいます。

面白いですよね笑


全ては「良い悪い」ではなくて、そこには「解釈」があるだけ。

みんな違って、みんなそれぞれの正解があります。


この瞬間を見ると、私は「人の感性って豊かすぎる!!」と、震えてしまいます。


その他にも、ちょこちょこっとワークをしたりします。


このワークショップは「占い」よりも

もっと「現実的」な心理ワークを主体にして、タロットに触れてもらう。

と、いうことに重きを置いていて。

みんなのタロットに対する「怖そう」「怪しい」を「楽しい!」「面白い!」に変えていきたいなーという思いで始めました。


このワークを体験して、タロットはただの占いの道具ではない。

と言うことを少しでも感じでもらえたらいいな。と思っています。


もちろん、カードを使った個人セッションでは

未来予知などもできるけど、もっと大事なのは「で、どうしたい?」という

自分の本当の望みを知っていくことだと思っています。

潜在意識を拾い上げて、何があなたの足を止めているのか。

なぜモヤモヤしているのか。何が怖いのか。

どんな思い込みがあるのか。

「今」のあなたが引き寄せやすい未来は、どうなのか。

じゃあ、好みの未来を引き寄せるにはどうすればいいのか。

カウンセリングと合わせて、いろいろな事を探っていくことができます。


ただ、まずは「タロットとはなんぞや?」に触れていただけたらいいな。

な、ワークショップなのです。


今回の参加者さんたちはとても感性の鋭い方ばかりで

このワークショップからいろいろなものを持ち帰ってくださって

たくさんのフィードバックを頂きました。

「何を持ち帰るのか」も、それぞれだなーと震えたのでした笑


一部感想をご紹介します

○楽しかった!自由にリーディングしていいと言うことが体験できた!

○自分のセルフイメージに、これまでよりも広がりが持てた

○自分一人の視点だと、考え方の癖や決めつけや思い込みがあったのだなと思った。

そこにタロットから新しい視点の風が吹いて視野がクリアになる体感を得た

○今の私に必要な言葉とカードが現れてびっくりした

○思っていたよりも全然怖くなかった

○最初と最後のももさんの質問からの気づきが大きかった

○タロットの読み解きの視点が早速仕事で役に立った!

○仕事で絵と植物を扱うことがあったのですが、タロットカードみたいに

この対象物を「自分に質問を投げかける相手」だという視点で見たら

今までと違ったインスピレーションを得ることができた

○後日の出来事で「新しい視点」や「ニュートラルな視点」って忘れた頃に役に立つのかなと思った

○ほぼ初対面だったワークショップメンバーとも30回くらい会わないと話せないようなことが

タロットを介することで2時間で話せた気がする

○相手の本質も垣間見えるタロットは仕事も環境、バックグラウンドは一切関係なく

シンプルに相手のことを理解出来るツールだと思った

○普段考えても、簡単には出てこない自分の本質みたいな部分を読み解けるのが面白い

○ごまかせないなあ・・と思いました


みなさんから頂いた感想を見て

「ただの占い」ではなく「日常」に落とし込んでくださってるんだなーと感じました。

ただの「メッセージ」ではなく

「視点」や「俯瞰」「インスピレーション」「何かを感じるきっかけ」として

日々の思考や感情を捉えるトレーニングツールにして頂ければいいな!


次回開催は11月下旬を予定しています。

詳細が決まり次第、またおしらせしますね!


読んでくださってありがとうございました♡


a woman by KiccA.

「a woman」それは「ひとりの女性として」をイメージしています。 ネイルサロンを営みながら、ネイリストとして10年ほど日々女性と向き合っていく中で 私たち女性ってどういう生き物なのか。と言うことを、ずっと見つめてきました。 母でも妻でも独身でも。「ひとりの女性としての自立」を目指して。

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