たまーにLINE@でゲリラ的に「ワンオラクルメッセージ」を
先着順で送ったりしているのですが。
「この結果って良いんですか?悪いんですか?」
的なお返事を毎回チラチラ頂くんだけど。
そこから気が付いた事があって。
ちょっと前置き長いけど書くよ。
タロットって「良い」「悪い」の
「吉凶占い」だと思ってる人が多いのか!なるほど!と気がつく。
それだと勿体無いなーって思っちゃう。
で、しばらく考えて分かったんだけども。
私の場合、対人関係が苦手で
11年くらい前に
「もうギブです」になって。
耳が聞こえなくなったりした時期があって。
(丁度30歳になる前くらい!今思うとサターンリターンよ!)
その時までは、ただのポジティブシンキングで
辛い気持ちーとか怒りーとか
見て見ぬ振りしてたんだけど
体を壊して初めて「自分の気持ちへの無頓着さ」
に気がついた。
で。
「あーこれって体からのメッセージなんだな」って受け止めて
「白黒思考」からの脱却を試みたのです。
「良い」か「悪い」か。
「好き」か「嫌い」か。
「正解」か「不正解」か。
それを辞めてみた。
そこから、色々子供の頃の記憶とか
色々と
「なんなのこれ!」ってくらいいっぱい出てきた。
こんなに見て見ぬ振りしてきたんだ!
こんなに親や周りの人の「良い悪い」に
無理やり価値観を合わせてきたんだな。って
うわーーーっとなった時期がありました。
その頃の私には「パニック障害」「鬱」と名前が付けられました。
それくらいパニックだった笑
で、少しずつ「気持ち」や「怒り」や「かなしみ」に
「良い悪い」を付けずに
「そういう風に思ってたんだな」って
受け止める作業をしていった様な気がする。
(実際は母親に「謝って!」って言ったり、色々あったけど割愛)
それからネイルに出会って、超絶回復していく訳なのだけれど。
(その後は、旦那さんとのパートナーシップにメスが入った訳だけれども)
その頃から、物事の「良し悪し」では無くて
「どう感じた?」「何を思った?」に
思考を動かすことが以前よりスムーズに出来る様になる。
その後、仕事や旦那さんに鍛えられて
「なんでそう思うの?」「じゃあ、どうされたいの?」
「どうしたいの?」「何が欲しいの?」を考える様になって
だんだんと「出来事」よりも
「これってどう言う事?」
と言う部分を見るようになって行った気がする。
一見「悪い出来事」にも、案外「本質」が埋まっていたり
あの怒りはここに繋がったのか!みたいな
「良い悪い」では測れない部分に気がつく様になった気がする。
「出来事」は「キッカケ」なだけかも。
ある意味メッセージだな。みたいな。
まだまだ先は長いけど。
ここまで来るのに、11年ほどかかっている訳です。
(前置き長すぎごめん)。
で!
タロットのお話に戻るんだけど。
この、私が「11年かかった思考の変化」。
タロットを使うと、もっと短くなるくない? と思ったのです。
そもそも、タロットの概要が
「白黒思考」とは真逆の世界だから。
展開されたカードの「良し悪し」では無くて
そこから「どんなメッセージを汲み取るか」とか
「なんでこのカードがひっくり返ってるのか?」
「仕事辞めたい!って言ってるけど、本質はそこじゃなさそうだよ?」
みたいな事とか。
なんて言うか「物事の捉え方の練習」に
ピッタリなのでは?と思ったのです。
私みたいに「もうギリです」から切り込まずとも
「楽しそう!」から切り込むことが可能なのでは?
と、思ってしまった。
そうだとするとタロットすごくない?
実際、「良いんですか?悪いんですか?」な方に
私のタロットの概要をお伝えすると
「なんか目から鱗です」とか
「考え方が、ちょっと変わりました」とか。
そんなお返事を頂くことも多い。
あーね。なるほどねー!
点と点が、ちょっと繋がった夜。
もっと繋げたい。
私のシナプス頑張って!!
と思ったりするのです。
私が、タロットに魅力を感じているのは
この部分がとても大きいなーと、気がつきました。
あと。
「タロットって怪しい」とか「怖い」とか。
多くの人の、そういう先入観をなくしていきたいなーとも思います。
思う。と言うより、ミッションに近いかな笑
そして、タロットとかカードの「おしゃれな雰囲気がしない」部分を
もっと払拭したいなー。
10年ほど前に。
ネイルがまだ「エレガント一辺倒」だった頃に。
「ネイルにカジュアルなアートを持ち込みたい」と
息を巻いていた気持ちに近いかも。
好きな何かの「ダサさ払拭したい」と思ってしまうのは
昔から変わっていないのかもしれません笑
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