我慢と努力

画像はお気に入りのリップケアグッズ。



今日は旦那さんと隣県まで買い物へ。

高校3年生の娘は模試。

いっこ下の息子は美容院。


子供達が大きくなるにつれて少しずつ夫婦の時間も増えたような。

ただ、家族全員が一日中一緒にいる時間は格段に減っています。

家族の時間と夫婦の時間。

この辺のバランスは、子供の成長とともに変わっていくなー。


ほんの数年前の私だったら

「娘が模試なのに買い物なんて」な罪悪感を抱いていたかもしれないけど

今は、そういうの全然なくなりました。

もちろん他の部分でフォローもするけど

「今日はパパと買い物に行ったんだよー!」って報告すると

子供達の反応は「へえ。よかったねー!」な時もあれば

「えー!ずるい!一緒に行きたかった!」な時もあって。

色々あるけど、その「反応」に、あまり重きは置いてなくて。


「行きたかった!」とか「よかったね」とか

その時の気持ちを「普通に言ってくれる」と、とりあえず安心かなあ。と。

じゃあ次は一緒に行こうね。とかフォローはするけど。


私は、あまり母親に本音を言えない子供だったから。

全部言って欲しい!とかは全然思っていないけど

ある程度普通に「気を使わず」お互いが居られるといいな。

気を使わず、本音を言ってくれればいいな。

と思っています。

私にとっての「本質」はそこで。

極論を言うと「子供の反応(言葉)」が重要じゃない。

その「本質」を真ん中に置いておくと、

本来抱かずにすむ「罪悪感」を無駄に持たなくて良くなる。

言葉での要求は、汲める部分はもちろん汲むけれど。

その「汲む」行為で「あなたの気持ちも大事に思ってるよ」を

伝えることができればいいな。みたいな感じです。


私が子供の頃、私の実家はちょっと変わっていて。

家庭環境が複雑だったから

いつも両親に気を使っていて。

何かと「気持ちを我慢」する事が多かったんだけど。

その感情を整理してから

自分の中で「我慢」と「努力」を綺麗に切り離せるようになりました。



それから私は「努力」と「我慢」の違いがよく分かる様になったんだけど。

これって、案外ごちゃごちゃになってる人が多いんだなーと

数年前、気がつきました。



今日、旦那さんと2人で高速道路を車で走っているときに

ラジオから、興味深いトークが聞こえてきました。


そのラジオの「相談者」さんは、こんな事を言っていました。

あまり目立つと、やっかまれたりするし

あまり目立たないのも、仲間に入ることができない。

贅沢も「ほどほど」楽しんで

仲間とも「ほどほど」に付き合いながら

程よくいつも笑顔で、嫌なことも言わないように。

そう言う風に、うまくやろうと「努力」してきたのに

結局、友達に無視されて人間関係に悩んでいる。

あんなに頑張って「努力」したのに、全て水の泡。

結局うまく行かないなんて、人間不信になりそうだ。


簡単にまとめると、そんな感じのお話でした。


なるほど。

ちょっと気になったから。

旦那さんに「ね。この人にパパだったらなんて声かける?」

って聞いてみた笑

旦那さんが、どう答えるか聞いてみたかった笑


うちの旦那さん。こう言うのすごく苦手。

自分でも「アドバイスはできるけど、共感は難しい」っていつも言ってるし。

旦那さんの言う「アドバイス」は、かなり理論的で

すごーく分かるんだけど「それが出来ないから悩んでるの!」って

言いたくなるようなアドバイスするもん笑

全然間違ってないんだけど、色々はしょりすぎる超理系。

仕方なし。


なんか「頑張ったね。とか、上から目線で言えない」

でも「分かる分かる」風味も、俺が言ったら怒らせそう。

「良くあることだよ」も、「あなたには分からないでしょ!」って

絶対言われるもんなー。

こう言う人がいたら、ママに相談する笑

と、言う回答でした笑

デリカシーがなさすぎる!って今まで散々喧嘩してきたけど

うちの旦那さんは「これ以上傷つけたらどうしよう」って考えて

結局黙り込んでしまうタイプの人なんだなーって最近わかった笑


ママだったら、どう言う風にアドバイスするの?って聞かれたから。

この人の言う「努力」は、「我慢」なんだよ。

我慢と努力って全然違うんだよ。

でね。自分を隠していい顔しても、いつも上手くいくとは限らないんだから

それだったら自分の思うように生きて、上手く行かないほうがうんと良くない?

って言うことを、質問する。

って言ったら。


でも、この人は人に嫌われたくないんでしょ?

思うように生きて、自分のこと好きって言ってくれる人いるの?って

そう思うかもよ?

と旦那さん。


大丈夫!そんなのやってみなきゃわかんないから!

今より、もしかしたら好きって言ってくれる人いなくなるかもしれないけど

たまーにね、そう言うところが好き!って人いるから。

そうするとね「こんなに我儘なのに好きって言ってくれるなんて!」って

すっごい感謝の気持ちが出てくるじゃん?

そうなると、その相手が困ってる時とか、見返りなしに

「力になりたい!」って思ったりするしね。

そうなって初めて「感謝」とか「嫌われないための行動」じゃない

「ただ力になりたい」みたいな気持ちを知ることができるよ。

私はそうだったよ。って、言う!

って言ったら。


あーね。ママの脳内はそんな感じなんだねー。って言ってた。

いつも色んなことを話すから、

それくらい知ってるよね?って思いがちだけど。

話してみると夫婦でも、相手の頭の中なんて

そんなに理解できてない。

たわいもない事だけど「どう思う?」ってお話しする事は大事だなーとも思う瞬間。


ちなみにね。

何かの研究結果を見たことがあるんだけど。

10人の人と出会ったとして。

5人の人は「ふーん。桃子さんって言うのね」って

私に、好きも嫌いもなく「そうなんだ」って言う反応なんだって。

で、その中の3人が「あんまり好きじゃないかも」って思って

残りの2人が「桃子さん、なんか好きだな」って思うらしい。


これ、少しの差はあるだろうけど

平均的に、こういう割合が人の反応らしい。


どうせ全員に好かれることは無理なんだから

やっぱり「要らぬ我慢」は、あんまり必要ないかなーと言う気がする。


「私、めっちゃ努力してるのに!」って思う人は

「それって我慢じゃなくて?」って

自分に問いかけてみると、ちょっと違う側面が見えるかも?

と、思ったのでした。


昔。うちの息子は、友達と喧嘩して帰ってきて。

わんわん泣きながら「あいつ嫌い!」って言ってたから

「怒ってるの?」って聞いたら「怒ってる!」って言うから。

話を聞いたら、どう考えても「えええ。それ怒ってないんじゃ・・」と思って。


「ねえねえ。それって怒ってるんじゃなくて、傷ついて悲しいんじゃない?」

って聞いたら「!!!???」ってびっくりした顔をして

「そ、そうかも・・・」って言ってた。

「明日、あんな事言われたら悲しくなるからやめてほしいって伝えたら?」

って言ったら、息子が落ち着いた。って事があったなあ。


人って「我慢と努力」とか

「怒りと悲しみ」とか。

混同しやすい生き物なんだなあ。と、思うのでした。

私も時々分からなくなるもんな。

私の場合は「過去の感情なのか今の感情なのか」だけど。

人の思考と感情って

「傷つくこと」とか「見たくないこと」から

自分を守るために

事実を違う「処理」をしちゃう仕組みらしい。

後「思い込みフィルター」とか。


潜在的な記憶の情報で

自分を防衛するんだって。


正常に「感情処理」「情報処理」する為に

自分の潜在意識を書き換える作業の第一歩は
「あ。そうなんだ。」って認知すること。
コーチングとかカードは
その辺、かなり強いんだよ。
うふふ。

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a woman by KiccA.

「a woman」それは「ひとりの女性として」をイメージしています。 ネイルサロンを営みながら、ネイリストとして10年ほど日々女性と向き合っていく中で 私たち女性ってどういう生き物なのか。と言うことを、ずっと見つめてきました。 母でも妻でも独身でも。「ひとりの女性としての自立」を目指して。

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