私の夫婦論

あなたの本音を引っ張り出して
ひとつひとつ紐解きます。
見える世界が変わってくるよ。

KiccA.ももこです。

12月初旬。
20回目の結婚記念日でした。

10歳年上で、なんだか余裕がある様に見えたあの頃。
実は何も考えてないだけだった笑
と、気がついて色々とあったけど。

最近は、彼なりの「信頼」なんだなと思えるようになりました。
良い悪いは置いといて。(置くんだ笑)
男性は、女性で変わる。と思う。
正確には、自分が変わると「見える世界」が変わって
いつのまにか、相手も変わってる。かな。

今日は、私が思う夫婦論を書いてみたいと思います。(また月日と共に変わるかもだけど)

以前、こんな事がありました。

いつも私の発信を見てくださっていた方が居て
我が家を理想の家族と言ってくださっていました。

その方に「旦那さんは運命の人ですね」のようなニュアンスの言葉を言われて。

「運命かどうかは分からない」
「いつか離れるかもしれないし、このまま一緒にいるかもしれない」
「でも、そこはあまり重要ではないと思っています」
と言うようなお返事をしたんだけれど。

相手の方は非常にびっくりした表情をされていて
それからわたしの元に通われるのを
辞めてしまわれました。

きっと「運命の人なんです♡」
「ずっと一緒に居たいと思ってる♡」

と言う返事を期待されて居たんだと思います。
私がそう答えたら「やっぱり桃子さんのアドバイスを聞いて居たら、同じようになれる」
と思われていたのかもしれないな。
と、思いました。(真偽はわかりません)

コンサルやコーチング。カウンセリングや
ネイルレッスンも同じ。
最初に分かっていただかなければいけないなーと思うのは
「正解はあなたの中にしかない」と言うこと。
誰かの正解は、あなたの正解ではない。と言う事。
そもそも「正解」も「不正解」も無いと言うこと。

(この辺のことは、書くと長くなるので今回は割愛。
またいつか詳しく書いてみようと思います)
さて、肝心の夫婦論。

さっきの私の答えを見て。
「なんでずっと一緒にいたいと思わないの?」
「そんなの一緒にいる意味ないじゃん」
「なんかひどい!」
「ずっと一緒にいたいと思える人だから結婚するんじゃないの?」

いろんな意見がありそうですが笑

昔は私にとって「結婚」は
「ずっと一緒にいたい人」
「信頼しあって支え合ってなんでも理解し合う」
「分かってもらうために努力するし相手にもそうあってほしい」
そんな感じのものでした。

それでうまくいっている人はそれでOKだと思っています!

でも、私の場合は「それ」が辛かった。
分かってくれない夫に、なぜ「イライラ」するのか。
それは「夫婦って何でもわかり合う努力するものじゃないの?」みたいな事なんだけど。
「表面的」にはそうだけど。

奥にあった本音は「ここを直してくれなかったら、ずっと一緒にいられない」
「私が選んだ人、間違ってたのかな」
「私はこんなに良い夫婦で居るために努力してるのに」
「どんな私も、受け止めてほしいだけなのに」
「この人と、ずっとやって行ける自信ない」
みたいな事でした。

自分の事ばっかり!笑

で。

ふと考えてみました。

親とか友達や子供に対して、同じようなこと思うかな。って。
好きとか大切とか色々な気持ちはあるけれど。
「ずっと一緒にいようね!!」って
言葉に出して言う?
いつも、それ第一優先?違うよね?
「今」一緒に居たいんだよね?
そもそも子供達は「独立できるように」を目標に育てている訳で
手を離れるのは産んだ時から決まってる。
(実際遠くに行っちゃうのは寂しいけど、ずっと一緒に居たい!とは、やっぱり違う。極論は
ずっと生きていて欲しいだけ。)

あ。夫にだけ「ずっと一緒にいる前提」を持ってるんだ。って気がついて。
だから、小さな事でイライラするんだ。
と、思ったのです。
だって、ちょっとでも嫌なことがあったら
それが「ずっと続く」訳だからね。
(あ。これ私の思考の場合ね)

で、そこを辞めたのです。
「ずっと」じゃなくて「今」一緒に居たいから居る。
「ずっと一緒じゃなきゃ死んじゃう」訳でも無いし
「離れなきゃ死んじゃう」訳でも無い。
(実際はどっちも悲しいと思うけど)

「いつか離れるかもしれないし、ずっと一緒にいるかもしれない」は、どちらでも良い。
「今」一緒にいる理由に
「ずっと一緒にいる」っていう事は
最優先事項では無いのよね。

そう思ったら、めっちゃ楽になったし
うーんと夫の事を知りたいって思った。
自分の事アレコレ言うよりも
相手のことを、もっと知りたいな。が上回った瞬間である笑
ここは時と場合によって入れ替わるけど
以前とは俄然「質」が違う。

で。他にも長い日々で色々な気付きがあって
あんな事こんな事もあったけど。

感謝できる気持ちも大きくなった。

そこには「子供たちが成長して、手がかからなくなった」と言う事とか
他にも色々な環境の変化も影響してるんだけど。

単純に「ずっと」を「最優先」から外した事で
考え方もシンプルになった。


そういう意味で「運命の人かどうか」もどうでもいいし
「ずっと一緒に居たい」も「どっちでもいい」
って言う事になっているのです。
「今」が最優先。

何となく「これが心の独立」なのかな?
って言う感じもしています。
「絶対にこうである!」と言う事ではなくて
「どっちであっても良い」って言う
「今」を信頼できる気持ちの土台。みたいな雰囲気の事ね。

私の中での夫婦論。その1。
夫婦とは「ずっと」が「最優先」では無い。

じゃあ何が最優先なのかな。
って今考えてみたけど笑
うーん。わかんない笑

私の場合は「女で居させてくれること」かなあ。
なでなでして。よしよしして。
可愛いって言って。って言わせて欲しい。
年齢に関係なく、言わせて欲しいなあ。

私の場合は、仕事でも普段でも
結構脳みそを使っていて、
思考が忙しいタイプで
どうしても考え方とか行動が男っぽくなりがちだから。
女で在れる場所を守っていて欲しいなあ。

そんなことを思えるようになったのも
ここ数年だけど!

みんなの夫婦論もいっぱい聞いてみたい!
そういう話だいすき笑
男性の夫婦論ってどうなんだろうなー。







a woman by KiccA.

「a woman」それは「ひとりの女性として」をイメージしています。 ネイルサロンを営みながら、ネイリストとして10年ほど日々女性と向き合っていく中で 私たち女性ってどういう生き物なのか。と言うことを、ずっと見つめてきました。 母でも妻でも独身でも。「ひとりの女性としての自立」を目指して。

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